クラシックを聴く


 クラシックの円盤は安い。
 主な廉価盤レーベルの紹介。



 まずはNAXOSアマゾンへ
 クラシック音樂のライブラリーといえるほどマイナーな作曲家まで揃えている。とても今生では聴き終えないぐらい。一枚1000円。録音が新しく演奏よろしく収録時間CD74分いっぱいまで入っていてお買い得。
 NAXOSでお気に入りのCD
・ディーリアス 『管弦楽作品集』
夜想曲「パリ - 大都会の歌」や「ブリッグの定期市 : 」や「イルメリン」前奏曲などがある。どれも素朴で奇を衒っておらず、静かでノスタルジック。
・ルトスワフスキ 『管弦楽曲集 第2集』
小組曲の「愉快なポルカ」のノリがすごくいい。50回ぐらい聴いたかな。交響曲第2番の「ダイレクト」は演奏前の音合わせみたいな弦楽の流れが濃厚に展開される。ショスタコの交響曲第2番第1楽章のパクリかと思わせるような曲。
・カリンニコフ 『交響曲第1番 第2番』 :
一時期 爆発的に売れていたNAXOSのCD。センチメンタルで透明感が溢れる。わかりやすく、攻撃的な要素がないので安心して音楽に身を委ねることができる。
・ショスタコーヴィチ チェロ協奏曲他
チェロ協奏曲第1番はNAXOSが一番気に入っている。
・プロコフィエフ ヴァイオリン協奏曲第1番 第2番』他 :
これもNAXOSが一番気に入っている。
・エルガー 『チェロ協奏曲』
MDで見かけて買った。NAXOSの演奏は概して平均的で、個性薄いと感じるかもしれないけど、わかりやすいので初めて買う時にもいい。
・ラフマニノフ 『交響曲第三番』 :
ラフマニノフは第一楽章の冒頭部が全てといってもいい。交響的舞曲もNAXOSが一番よかった。
・『日本作曲家選輯 (1)』
吉松隆「朱鷺によせる哀歌」がよかった。

 後記:次第に売れなくなってきたのか店頭での数が減少してきた。マイナーな音樂ははずれが多いのか、自分も手を出しにくくなっている。特に最近2010年以降は、音質がすこぶる良いが、一枚1000円の円盤は高級な印象になった。大手メジャーレーベルが10枚とか30枚とか50枚セットのボックスを発売するようになったし、それが紙ジャケで場所をとらないのだ。しかし大手レーベルがボックス化する廉価のものは音源が古いものが多く、音質の良いものはほとんどない〔dhmのボックスは高音質だが異例。奏者が無名だからだろうか〕。よってナクソスが今となっては高級なイメージになっている。逆転現象が生じてる。ナクソスの最新版は最高クラスの音質になる。



 NAXOSときたら、ARTE NOVAアマゾンへ
 これもかなり上質な廉価版だ。一枚400円〜。ただNAXOSと違って日本語で扱われていないのが難点かな。音はまぁよくて、演奏はたまに最高のものを見つけ出す。グレッキの交響曲No.3は陰りがあって重苦しいところがよかった。グレッキは綺麗に演奏してもチープで聴き応えがない。マーラーの交響曲第七番も色濃くて最高。初めて買った「夜の歌」。演奏がインプリントイメージとして残るせいかもしれないが、これ以上の演奏が未だ見つからない。エイドリアン・リーパー指揮。
 ARTENOVAで発掘した名曲
・フルトヴェングラー 交響曲第1番&第3番
重厚で哲学的ではあるけど、さすがツボがわかってると思える
・シュールホフの交響曲
これはどこかで聴いたことあるような曲
・ツェムリンスキー 叙情交響曲
不思議な魅惑がある。
・グニェシン 何もない町の舞踏会でのユダヤ・オーケストラ :
ロシア未来派の3枚組CDに入ってた。この曲以外はイミフだった。



 WARNER MUSICのapexシリーズというのもよい。アマゾンへ
 「頂点」という意味の英語らしいが名前負けしていない。英国市場におけるNAXOSレーベルの隆盛ぶりを意識しているようで、輸入物は¥700で買える(国内盤は¥1000)。再販物。音質は一概には言えないが、ARTE NOVAよりは密度が高い傾向。マデトヤの交響曲第二番は10年経った今でも折に触れて聴いている。シベリウスの弟子。



 BISレーベルというのがある。アマゾンへ
 廉価とは言えないが、知る人ぞ知るところなので紹介。ジャケットがそれぞれに個性があって秀逸で、その辺apexなどとは風格が違う。ケースは紙にまとわれている。音質がまた素晴らしい。音のつくりがいい。まず彫が深い。じっくり味わって応えてくる楽音の存在感がある。音触は恬淡で節度ある輝きとほどよい湿度が保たれている。レパートリーまで個性的で、一枚一枚に珠玉の存在感がある。アルヴェーンの狂詩曲や岩礁の伝説は何度聴いたことか。ラウタヴァーラの鳥とオーケストラのための協奏曲は最高に美しい演奏。BISレーベルの「ラ・スパーニャ」は長岡鉄男が絶賛した最高音質の円盤。本当に良かったです。音質の良し悪しはフォーマットの問題ではないんだろうな。



 HMVにはBOXで格安なものがたくさんある。ドイツ・ハルモニア・ムンディ[dhm]の設立50周年記念限定BOX(50CD)は5800円だった。バロック以前の古典音楽しか入ってないので、もっと聴いてほしいけど全然売れない年代の盤を、この機会に放出してるのだと思う。ホームページだってみんなに見てもらいたいものだし。このメーカーは音もよく通常は2〜3000円のCDなので、タダであげてるようなものだろう。これでまたミチョランマ(未聴のCDの山)が増える。ハルモニア・ムンディは自分は他にドビュッシーの『映像』を持ってる。ブリュートナー製のピアノが演奏に使われていて、それがAuraのアンプのようにエッジの丸まったトーンを出す。夢想家の憂いを含んだ楽曲がすごい独特に音響して、その甘美さは三菱DIATONEの堅苦しい音のスピーカーがこんな音色を出すのか!というほどに潤す。珠玉のCDです。


PHILIPSのパソコン用スピーカー 音小さい

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