部屋のスペース


 こんな部屋でもまだまだ使えるスペースがある。工夫すれば有機的にいくらでも機能するようになる。押し入れにもまだ使い道がある。天井裏とかも僕が中に入れるスペースがある。棲家の構造は、まるで頭の中のようだ。部屋を整理し、賢く役割を割り出していくことは同時に頭の中を整理しているかのよう。つぎにその部屋を城塞都市にするために、たいせつなものと不要なものとを分けて、いつも使ってるものはいつもその場所にあるようにしておいてと。スピーカーはこの位置でカルルシュテイン城の城下街で買ったカシミアは机に敷いて、モニタの向こうにはパンノンハルマ修道院の図書館のポスターで、枕の値段はケチらず西川の蕎麦がらのやつで、と。・・・まるで魂とは一つの宮殿みたいだ。創造されてる世界がそのままに魂になってゆく。



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