読書すること、運動すること、音楽を聴くこと、やるべきことはたくさんある。勉強をする際、さまざまなジャンルを交互にするとよいらしい。英語脳、物理脳、音楽脳、使う部位がそれぞれ違うからかな。では、それ以上に、勉強範疇のみならず、ヨーガとか、追懐とか、まったく別の事柄を交互にすれば、もっと脳にとってよいだろう。宗教的な事柄が習慣化すれば、それでひとつまったく別の領域のことができる。思考の癖などでニューロンあらゆるところから集約していて常に覚醒状態だった部分が休まる。神棚・仏壇前で祝詞・お経を唱えると軽く心地よくなるのは、脳作用というのも一部にある。 |
高田明和著:ボケない脳をつくる7つの習慣 忘れてもいい、覚える努力が脳細胞を増やす。 年をとってものを覚えようとしても、なかなかうまく覚えられません。覚えたと思ってもすぐに忘れてしまいます。そこで、覚えてもどうせ忘れてしまうというあきらめの気持ちが起きます。しかし、忘れてもよいのです。 覚えるという努力が脳を活性化して、脳細胞を増やしているのです。これからの脳の活動を支え、さらにボケを防止しているのです。ですから、まず努力することです。すると次第に脳細胞も増え、もの覚えがよくなってくるのです。 最初は覚えようとしても、すぐに忘れます。しかし、止めてはいけないのです。覚えるという努力が脳細胞を増やしつつあるからです。次に覚えるときに、以前より忘れにくくなり、覚えやすくなっているはずです。 私たちは忘れてしまったことには意味がないと考えがちです。若いときに難しい本を読んでも、年をとれば忘れてしまっています。そのために、若いときに文学や哲学の本を読んでも無駄だ、どうせ忘れてしまうのだからと思いがちです。 しかしこの考えは間違いなのです。若いときの勉強は、活性化された脳として残るのです。もし勉強しなければ、脳細胞はもっと減っているはずです。ですから、いつまでも努力することを忘れてはいけません。 このように最近の研究では、脳細胞は年をとっても増えることがわかりました。また、頭を使う(勉強する)ことは、神経細胞を変化させ、突起を伸ばし、シナプスの数を増やすこともわかったのです。 勉強は、その当時の勉強をその当時のままにすると蘇るものがある。いろいろと芋づる式に出てくる。 |